庭園 2019.03.03

「開花と、植物生理学」

おはようございます。庭園担当の大橋です。
今日は、硬いタイトルですが?少しお付き合い下さい。
植物には、一日の日照時間がある長さ以下になると花芽を作り始めるものを短日植物、日照時間がある長さ以上になると花芽を作るものを長日植物、日照時間と花芽形成とに明確な関係がないものを中性植物と分類されているそうです。そして、この分類でみると「ツツジ」は、短日植物に分類され7月から8月にかけて日長(日照)が夏至の頃より短くなった事を認識して花芽形成が見られるようです。なので、株の刈り込みが花の終わった後すぐに行う理由がここになります。
さらに、開花に関係するのは、やはり日照時間は花芽形成に関するもので、気温が大きく関係する様です。ただ・・・・日照時間が短ければ、気温も上がらないのでは?と疑問が残るのですが?
さて、今年の開花は?やはりここで状況を確認して予測するのが懸命ではと思います。

 

「ヒカゲツツジ」 「ヒカゲツツジ」

「花芽の小さい株」「花芽の小さい株」

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