レストラン 2017.07.20
あなた「なに肩」?
皆様こんにちは。
毎月20日はワインの日です。
お店にワインを買いに行くと棚に沢山のワインが並んでいてウキウキしますよね!?
可愛いラベルや綺麗なラベル、かっこいいラベルなど眺めるだけでも楽しいものです。
今回注目したいのはラベルではなく「ボトルの形」です!!
同じ赤ワインなのにボトルの形が違うのはなんでだろう?...そう思ったことはありませんか?
実は!それには理由があるのです!
今回は代表的な2種類を紹介致します。
①【ブルゴ-ニュ型】
「なで肩」と呼ばれるタイプ。主にブルゴ-ニュ地方のワインで使われる形。
「いかり肩」と呼ばれるタイプ。世界中のワインに使われているタイプです。
ボルド-は渋みが強く、しっかりとしているワインが多くつくられています。
そのようなワインは瓶内熟成中に「オリ」ができます。
ワイングラスに注ぐとき、この「オリ」が入らないように肩の部分で受け止められる、「いかり肩」になっているというわけです。
因みに…ボトルの底がくぼんでいるのも、くぼみの周りに「オリ」を沈ませて、ボトル内で「オリ」が舞うのを防ぐ為です。
「オリ」ができない白ワインは底が平らなのがほとんどです。機会があれば是非チェックしてみて下さい!!
※「オリ」とは
ワインに含まれる、ポリフェノールやタンニン、酒石などが結晶化したものです。
飲めないことはありませんが、舌触りが悪くせっかくのワインの風味を損ねてしまいます。
以上の2種類以外にも
シュッと背の高い 【アルザス型】 や、シャンパンなどの泡のあるワインを入れるずっしりと重く厚手のガラスでできた 【シャンパーニュ型】 があったりとワインのタイプやそれぞれの生産地によって様々なワインボトルが存在します。(残念ながら全てのワインに当てはまるわけではありませんが……)
これからお店に行ったときにラベルだけではなく、ボトルの形も少し気にしてみてください!
新しい発見や、自分好みのワインに巡り逢えるかもしれませんね♪
また皆様のワインライフが豊かになるといいですね!!
Vert Bois えじり